その響きを逃すな -後編-

APOGEE / 夜間飛行

すごく今さらだけどAPOGEEが素晴らしい!
という事を再認識しました。
久しぶりに1stアルバム『Fantastic』を聴いたらすっと最初から最後まで聴き入ってしまいました。
デビュー曲の“夜間飛行”がすごくすきだったなぁという記憶があったのだけど、
改めて聴いてみてアルバム全編すごくよかった。
“Reflection”~“ロードムービー”~“夜間飛行 (Album Mix)”の流れがすきだったりする。
昨日も聴いていたので、
雨がみぞれになって忘れた頃に雪に変わるような天気にはもって来いだな~
とか思ったりしました。


永野さんの歌はもちろんいいんですが、
シンセの入り方とかリズム隊もすごくいい。
ドラムの感じもすきだし、
曲によっても違いますがベースのうねるような感じ、
こうしてみると横ノリのグルーヴをもったベースがすきなんだなと再認識させられました。

でもなかなかこういうベーシストに出会いませんね。
もっと深く潜れば居るのだろうけど、
あまり、う~んなんて言うんだろう、
敷居が高いというか、
分かる人に分かれば、
というノリになってくるとちょっと違うかなという気がします。


APOGEE去年久々にリリースがあったんですよね。
聴いてみようかな。



この間たまたまインストアライブのようなものをしていた、
女性歌手の方を見かけて思い出したんですが、
わたしは歌が上手い事を誇示するような歌い方がすごく苦手です。

歌が上手いのは結構なことだと思うのですが、
表現のための手段のはずが、
手段そのものが表現になってしまっているような方をたまに見かけます。
そういう人に限って中途半端にうまくて、
高音を張り上げるように歌うので非常に耳障りになる。
(あくまで個人的感想です)


表現するに足る歌唱力があればいいし、
それは正攻法での歌唱力とは限らないと思うんです。
もちろん歌唱力があれば表現の幅は広げられると思いますし、
歌がうまい人は基本的にはすきですけどね。


歌唱力の有無で聴く音楽を決めるのであれば極論を言えば、
オペラや声楽家の方を聴けばいい。


な~んて無茶苦茶な事を言っているのは分かっています。


でもわたしがすきなアーティストが下手だのなんだの言われているの見るたびに、
そんなことも考えたりします。


まぁ、そんなことはすぐに忘れますけどね。



書こうと思っていた記事の種がいくつかあって、
なかなか書けずにいたら色々付加しすぎて、
まとまりが無くだらだらと長くなってしまいました。
小出しにするほどものじゃないので分割してみました。


そんな感じで、
てはまた~